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これだけは知っておきたい家の技術と性能 外壁性能

住まいの外観表情を彩る大きな要素となるのが外壁です。
もちろん、わが家らしさを演出するデザイン性は大切ですが、
耐風性や防耐火性など、暮らしを守る“鎧”としての性能を
チェックしておくことも重要。外壁には「強さ+美しさ」の
トータルにバランスのとれた性能が求められるのです。

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まず、暮らしを守る“鎧” としての強さが重要です。

年間の台風発生数は平均して20 〜 30 件ですが、そのうち6 割以上が日本に上陸もしくは接近しています(*)。台風による住まいへの被害を考えた場合、強い雨風そのものよりも、看板や木の枝などの飛来物によってダメージを被る可能性が高いといえます。ですから住まいの外壁は、大きな風圧に耐える強靭さや耐水性と同時に、耐衝撃性を併せ持つことが重要になります。

2003年〜2012年の台風数

また、近隣が火災に見舞われた場合には、もらい火を回避するための優れた防耐火性を備えておくことが大切。住まいの外壁には、まず暮らしをしっかりと守れる"強い鎧" としての役割が必要だといえるでしょう。
*気象庁・統計データ(2003年〜2012年)より

2003年〜2012年の台風数の表

タフであると同時に末永く美しさを保つことも大切です。

季節の変化に富んだ日本の自然は、暮らしへの恵みが多い反面、住まいにとっては過酷な環境といえます。とくに外壁は、梅雨時の長雨や湿気、夏の紫外線、台風、冬の乾燥など、一年を通して様々なストレスにさらされ、汚れや褪色などを招きやすいのです。まだ住める家でも、そういった美しさの劣化が原因となって建て替えられるケースも少なくありません。わが家の資産価値を守り、末永く住み続けるためには、耐久性・耐候性が高く、美しさが持続することも外壁の大切な条件のひとつだといえるでしょう。
最近では、塗替えなどのメンテナンスが長期間不要な高耐候塗装やセルフクリーニング機能を持つ防汚塗装を施した外壁材もありますので、住まいづくりを検討する際にはチェックしてみましょう。

セルフクリーニング効果のある外壁塗装の例