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こだわり研究 theme.03 ナチュラルエコライフの秘訣は、住まいの内と外をつなぐこと!

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夏と冬、太陽の高さの違いを活かそう。

夏の日差しは暑さの原因、冬の日差しは暖かさのもと。夏と冬で正反対の影響を持つ太陽の日差しをうまくコントロールすることが、自然と上手につきあう親・自然ライフの第一歩です。
まず家の南面では、簡単なパーゴラや庇を設けるだけで、夏の高い太陽から降り注ぐ強い光を遮ることが可能。冬には太陽の高度が低くなりますから、暖かな日差しを室内まで取り込むことができます。

また西日対策としてはスダレやヨシズも効果的ですが、グリーンウォールがおすすめ。季節感あふれるアサガオ、化粧水やタワシとして活かせるヘチマ、夏バテ対策の食材としても知られるゴーヤなどを植えれば、一石二鳥の効果が生まれます。
季節や方位に合わせて日差しを上手にコントロールすれば、自然の心地よさを暮らしに活かしやすく、結果的にエアコンなどに頼らない期間が長くなって、ナチュラルエコライフにつながるのです。

【図解】 庇やパーゴラで夏も冬も快適に日差しをコントロール!

【図解】 西日対策は潤い感のあるグリーンウォールが有効! 〜 グリーンウォールづくりのタイミングとおすすめ植物 〜

庭先からの照り返しにも気をつけよう。

窓から直接室内に入る日差しのコントロールに加えて、地面からの"照り返し"に配慮することも肝心です。窓先の床に直接太陽の光が当たらないように、影をつくるのもポイント。南面の大きな窓前に落葉樹を植えれば、夏は日差しを遮り、冬には葉が落ちて日溜りが生まれ、木漏れ日や葉陰などの室内からの眺めも高まります。

また、窓前の床仕上げの素材や色によっても照り返しは変わります。実際に測定してみると、コンクリートやレンガの表面温度は40℃後半、濃い色のウッドデッキでは50℃後半にも達しました。それに対して芝生は40℃程度、これは地面からの水分蒸散が表面温度の低下に貢献するからで、この原理を利用したのが打ち水です。芝生とレンガなどの浸水性の高い素材と組み合わせれば、照り返しを抑えるのに効果的と言えるでしょう。
デッキやテラスなど屋外に出て自然と親しむ場所を計画するなら、日影づくりと床の仕上げに配慮することが大切になります。

【図解】 庭木を活かして照り返しを抑えよう!

床面仕上げによる表面温度の違い

自然の心地よさをもっと満喫するには?