わが家のイチオシ自慢 - "共有"と"分離"をわが家らしく計画。ここがちょっと自慢なんです!
case 01 / 神奈川県・K邸 - 付かず離れずの距離感を大切に。互いに思いやる同居感覚で暮らしています。
「主人は長男ですし、一緒に住みませんか?」と最初に二世帯住宅を提案されたのが奥様。そんなKさん一家が大切にされたのが、"思いやりの心"と"付かず離れずの距離感"でした。たとえば"思いやりの心"を表しているのが、共用にした玄関脇に設けた和室。お父様の書斎なのですが、帰宅した時に気配が感じられて、気軽に声を掛け合いやすいとのこと。また別々にしておいて良かったのが、キッチンとお風呂。互いに気を配り合うからこそ、気にせずにいられる部分があるのが楽。"付かず離れずの距離感"の大切さを実感されています。
case 02 / 神奈川県・S・H邸 - それぞれの生活リズムを尊重した2玄関。ひとつ屋根の下での交流と安心感が大きな魅力です。
子世帯のご主人が平日休みのお仕事の関係もあって、生活リズムが異なりがちなS・Hさんご一家。なるべく互いに余計な気づかいをなくそうと、玄関からすべて別々の二世帯住宅を建てられました。そんな分離型の住まいでも一緒に住む楽しさや豊かさを重視したいという思いは両世帯ともに同じ。奥様が「両親がすぐそばにいてくれるのは子育ての面でも有難いですね」と言われれば、ご両親は「週末に孫たちが遊びに降りてくるのが楽しみ」と。またお母様は「家を留守にするときも上に娘夫婦がいてくれると安心感が違う」とも。ひとつ屋根の下での二世帯ライフを満喫されています。
case 03 / 群馬県・K邸 - ひとつの家族として豊かに住まう。空間は独立させつつ積極的に同居を楽しんでいます。
もともと将来は娘さん夫婦との同居を考えられていたKさん一家。ご両親がお仕事を引退されるのを契機に、空気がきれいで環境のいい場所に二世帯住宅を建てようと、理想の土地探しから始められました。最終的に出会った土地は眺めの良い理想の環境。ゆったりとした広さを活かしてプライバシーを確保した住まいとしながらも、生活面では普段から一緒に食事されるなど、積極的に同居を楽しんでおられます。また中庭に面した浴室は二世帯共用。入浴や掃除のルールなどを決め、家族みんなが気持ち良く過ごせる生活の工夫を考えられていました。