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こだわり研究 theme.05 成功への道はさまざま。50代からの住まいの資金計画!

住み替えを考えるなら、暮らしをリセットするイメージで!

住み替えを考える場合は、一般的に今の住まいを売却して新居の資金に充てることになりますが、この場合もこれからの人生設計を考えて経済的な負担が大きくならないように工夫しておくことが大切です。
まずは今の住まいよりも、比較的不動産価格の安い地域への住み替えを検討するのが有効です。リタイア後は通勤の利便性などの条件に縛られることもありませんし、都心近くから郊外へ引越すことで現居の売却資金で新居費用の大部分を賄えるケースも少なくありません。実際に郊外へ移住して豊かな自然環境の中で、ゆったりと第二の人生を謳歌されている方も多くおられます。

逆に都心部の便利な生活環境にこだわられるなら、一戸建てからマンションへの住み替えを考えてみてはいかがでしょう。夫婦ふたりで暮らすなら、それほど広い生活空間は必要ありませんし、一戸建てに比べて購入費用を抑えることが可能。なによりワンフロアで快適・便利に暮らすことができるのが魅力です。
また、現居を残したまま新居への住み替えを実現する方法もあります。それは現居を賃貸物件にするという方法。多少古い物件でも利便性の高い場所なら、充分入居者を確保することができるといえるでしょう。現居のローンを完済していれば、賃貸収入を新居のローン費用に充てることができ、経済的な負担が軽減できます。

住み替えを計画するなら…
地価の安い郊外で悠々自適の暮らし!

  • マンションに住み替えて快適・便利な暮らし!
  • 今の住まいを賃貸にして家賃収入を確保!

プロに聞く50代からの住宅ローン。何歳までローン利用が可能?いくら借りられるの?

さて、建て替えや住み替えをする場合の資金計画をどのようにお考えでしょうか。自己資金で賄えれば問題はありませんが、新たに住宅ローンを組む必要がある方も少なくないといえるでしょう。そこで50代からの住宅ローンについてご紹介しましょう。
50代では新たに住宅ローンを組むことが難しいのでは?とお考えの方も多いのではないでしょうか。たとえば「フラット35」なら最長で35年、80歳までに完済するようローン返済年数を設定することができます。申込み時50歳であれば29年の長期ローンを組むことができ、60歳以上の方でもお申込みいただけます(70歳未満まで)。

借入金額は申込み時前年の年収によって、最大で8000万円まで可能。連帯債務者の収入を合算できますので、たとえばご主人の収入に奥様のパート収入などを加えて借入可能額をアップさせることも考えられます。 また借入するにあたっては、金利のチェックも大切なポイントです。一般的に固定金利と変動金利がありますが、50代からの借入の場合、借入時に将来に渡っての返済額が確定し、金利上昇によるリスクがない固定金利の方が、長期のライフプランが立てやすくなるといえるでしょう。

今回お話を伺ったのは、日本住宅ローン株式会社の府録常務執行役(左)と枡田ローンプラザ営業部長(右)。

詳しくは日本住宅ローン株式会社のサイトをチェック!

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