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こだわり研究 theme.02 敷地を上方向に活用すれば、いろんな可能性が見えてくる!

まちなか3階建てに欲しいのは、光・風・広がり!

建物が密集する“まちなか”の住まいでは、採光や通風を得にくいケースが少なくありません。3階建ての住まいづくりでは、2階建てより1フロア高くなるメリットを充分に活かすことが大切。まず光や風を上手に取り入れるように工夫し、上方向への伸びやかさによって明るく広がり感のある空間を創り出すことがポイントになります。

  • 明るく爽快な3階リビング 生活の中心となるLDKを3階に配置することで、採光・通風・眺望を確保。間仕切りのないワンルームプランで、さらに広がり感を演出しています。
  • 伸びやかな吹抜けリビング リビングに吹抜けを設ければ、上下2層の大きな窓から、たっぷりとした光が降り注ぎます。視線も空へ向かって抜けるので、伸びやかさも格別です。
  • 空とつながる2層ピロティバルコニー 2フロア分の高さを確保したバルコニーは、空との一体感を生み出します。LDKに連続させることで、光と風を満喫できるスローリビングになります。 *スローリビング:内と外との、しなやかなつながりを実現する新空間
  • 広がり感を演出するコーナーサッシ 部屋のコーナー部分に窓を設けることで、明るく開放的な空間が演出可能。向かいの建物や隣家を上手に避けながら、窓を設ける場合にも有効です。
  • 開放感いっぱいの屋上スペース 地上に庭を設けるのが難しい場合でも、屋上を利用すれば憧れのガーデンライフも夢ではありません。アウトドアリビングとして新しい楽しみが生まれます。
  • 空から光を取り込むトップライト 葺き下ろし屋根の勾配を活かして設けたトップライトは、空からの日射しを取り込みます。北側に面していても、安定した明るい光を確保できるのが特徴です。

そして、プライバシー確保も気をつけたいポイント!

大きな窓を設けたけれど、周囲からの視線が気になってカーテンを閉めていることが多い…。バルコニーはあるけれど、くつろぐ気分になれない…。“まちなか”の住まいでは、採光や風通し、開放感を確保するのと同時に、プライバシーを守る配慮が欠かせません。3階建ての住まいでは、生活空間を上階に配置することができますから、比較的プライバシーは確保しやすいのですが、間取りを検討する段階で充分に気をつけておきたいポイントといえるでしょう。

  • 気ままに過ごせるロジアバルコニー 梁とハイウォールで囲み、室内外の中間的なスペースを生み出すのがロジアバルコニー。プライバシーを守りながら、気ままに自然に親しむことができます。
  • 上手に視線を遮る格子スクリーン 光と風を通しながら、通りからの視線を巧みに遮ることができる格子スクリーン。暮らしやすさを高めながら、外観にもスマートな印象を演出します。
  • 採光とプライバシーを両立する窓配置 たとえば表通りに面して窓を設ける場合でも、高い位置に配置すれば視線をカットすることが可能。光や通を取り込みながらプライバシーが守れます。
  • 上空から光が降り注ぐ庭・ライトコート 建物で囲うように庭を設けて、上空からの光や風を取り入れるのがライトコートです。とくに近隣が密集している場合におすすめのプランです。

みんなの家づくりの工夫を覗いてみよう!