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快眠ベッドルーム大研究!!

睡眠は「量」より「質」が大切なんです!

"睡眠は8時間とらなければ"と思い込んでいませんか?じつはこの説には、科学的な根拠はありません。理想的な睡眠時間は人それぞれで、短眠・長眠、朝型・夜型などの個人差があって当たり前、男女差もあります。さらに体調によっても左右され、ストレスが多いと睡眠不足でなくても長く眠る傾向が出ます。心身を癒すのに、脳がそれだけの時間を必要とするのです。
大切なのは、何時間眠ったかという「量」ではなく、いかに脳をきちんと休ませてメンテナンスができたかという「質」です。たとえば、いつもより睡眠時間が短くても、昼間、生き生きと過ごせれば前夜の睡眠の質は高かったと判断することができます。質の良し悪しを客観的に判断するには"朝、気持ちよく目が覚めるか"日中にひどい眠気がないか"が目安になります。

平日の睡眠が足りないと感じている人は62.5%にのぼります。
睡眠に対する不満のうち、「朝、起きても熟睡感がない」と回答

ぐっすり度をチェックしてみよう!

睡眠に悩みを抱えている人は多いようですが、あなたはいかがですか。毎日ぐっすり眠れているでしょうか?
下のチェック表を使って快眠度をチェックしてみましょう。

ぐっすり度チェック

  • 寝つく時刻は毎晩、まちまち
休日の朝寝坊が楽しみだ
日曜の夜は寝つきが悪い
海外出張が多い、または交代制勤務だ
寝室に朝陽が入らない
  • 運動はほとんどしない
人と話すことが少ない
一日じゅう、一歩も外に出ない日がある
趣味がない
たっぷり昼寝をする
  • 朝食はとらない
外食やコンビニ食が多い
ダイエットをしている
夕食から就寝までの間隔が、2時間未満
寝る前にコーヒーや紅茶・緑茶をよく飲む
  • 最近、環境に大きな変化があった
悩みや気がかりなことがある
わけもなく涙が出ることがある
暗い色の服が好き
歯ぎしりをしたり、悪夢を見ることがある
  • 夜はメールやインターネットに夢中だ
夜の入浴はシャワーで済ませることが多い
夕食後にうたた寝をする
寝酒や寝たばこが習慣だ
夜は照明の明るい部屋で過ごすことが多い
  • 寝るときに、耳障りな音が聞こえる
ふとんや枕などの寝具を、あまり干さない
暑さや寒さで寝づらいことが多い
パジャマや寝具にこだわりがない
朝起きると、首や肩が凝っている

当てはまる項目の合計数が、あなたの快眠度を表わしています。

  • 快眠できています。
眠ることも目覚めることも心地良いでしょう。
  • まあまあ快眠できています。
チェックが集中している項目があれば、そこを改善しましょう。分散してチェックが入っている場合は、さほど気にする必要はありません。
  • やや注意が必要です。あてはまる箇所に気をつけて生活してみましょう。きっと睡眠の質が上がるはずです。
  • 赤信号が灯っている睡眠です。睡眠について正しく理解し、ライフスタイルや環境を見直してみましょう。
AからFのグループは、眠りを妨げている原因を表わしています。まずは当てはまる項目の多いものから改善していきましょう。

では、快眠度を高める空間づくりのポイントは?