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こだわり研究 theme.04 子どもはいつだって好奇心旺盛。だから住まいには「楽しさ」も「安全」も大切!

住まいの中の、こんな場所に危険が潜んでいる!

大人にとっては何でもないことでも、子どもにとっては危険になりうることはたくさんあります。それは、子どもは(1)身体が“小さい” (2)体力や免疫力が“弱い” (3)注意力や知識が未熟で危険が“わからない” という特徴を持っているからで、住まいの「安全」はこの3つの特徴を踏まえて考えることが大切です。
まず、住まいの中で注意しておきたいポイントをチェックしてみてください。

【図解】住まいの中で注意しておきたいポイント

ここでは、主に子どもの安全を確保するためのポイントをピックアップしましたが、住まいにはこれらの安全確保に加えて“子どもが自分でできる”という能力を引き出す工夫も必要です。危険をしっかり取り除きながらも、自ら生きる力を育めるようにするのが、子どものためのユニバーサルデザインです。

たとえば、こんな工夫や配慮を施すのが、子どものためのユニバーサルデザイン。

では、実際に住まいの中からハザードを取り除くには、どんな工夫があるのでしょうか。また子どもの発達をサポートするために、住まいにはどんな仕掛けができるのでしょうか。積水ハウスが提案する、子どものためのユニバーサルデザインの代表的なアイテムをご紹介します!

チャイルドロック付浴室扉:浴室での事故は、目を離した時に起こりがち。ロック付きの浴室扉なら、子どもがひとりで浴室に入ってしまうこともありません。

チャイルドロック付コンロ:子どものイタズラを未然に防ぐチャイルドロック付きのコンロなら、大きな事故につながりやすい火の周りでの安心感も高まります。

階段のソフト段鼻仕様:階段の段板の角(段鼻)にクッション性のある保護材を採用し、転倒などで身体をぶつけた場合でも大ケガにつながらないようにしています。

指挟みを防ぐ収納折戸:収納の折れ戸は、子どもの指のサイズを研究した結果に基づいて設計。万一挟んでしまっても、するっと指が抜ける工夫を施しています。

ゆっくりと閉まる引き戸:引き戸が閉まる前にブレーキがかかるように工夫して指挟みを防止。重量のある開き戸にもクローザーを設けて同様の配慮を行ないます。

コーナー部のR処理:頭や身体をぶつけると大ケガにつながりそうな角張った部分に丸みを持たせた仕上げを提案。壁のコーナーや腰壁の笠木、上がり框など、住まい全体に配慮します。

空気環境配慮仕様 エアキス:空気の影響を受けやすい子どもに配慮して、化学物質の濃度を大人の基準の1/2に低減。クリーンで健やかな室内空気を実現します。

洗面化粧台のステップスライド:ステップを引き出すことで、水栓にも手が届きやすくなります。幼い時期から歯磨きや洗面が自分でできるようにサポートする仕掛けです。

自分で操作できる大型スイッチ:スイッチ面を大きくすることで、子どもの手でも操作しやすくしています。自分でON・OFFできれば、節電意識の芽生えにもなります。

もっと色々なアイテムを見てみよう!

みんなの家づくりの工夫を覗いてみよう!