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こだわり研究 theme.01 ワンコがゴキゲンにお留守番するには?

安心して過ごせるワンコの居どころ、ちゃんとありますか?

リーダーが外出してしまう不安、大好きな人が長時間そばにいないというさびしさを解消するには、何かでワンコを安心させてあげることが先決です。そこで質問。家の中で、あなたのワンコの居どころはどこですか? 下にあげたデータの、いずれかに該当するでしょうか。ここで注目したいのは、1位の「決まった場所はなく、部屋のどこかにいる」という回答です。一見、家の中のどこでも行き来できて幸せそうですが、これは「決まった居どころ=マイスペース」が無いという状況も考えられる回答なんです。じつは生きものの本能として、外敵から襲われる心配がなく安心してからだを休められる自分だけの居どころを持っていない場合、大きなストレスにつながります。
「何をしてもついてくる」という回答も、決まった居どころが無いため、リーダーである飼い主さんと一緒に行動しないと不安でたまらないという可能性もあります。

【グラフ】住居内での、犬の居どころ

留守番ストレス、たとえばこんな住まいのアイデアで解決!

決まったマイスペースがあれば情緒が安定し、お留守番の時間も安心して寝ながら待つことができます。やがて、ストレスが原因の無駄吠えも徐々に解消していくことができるんです。居どころづくりに適しているのは、家族のくつろぐ姿が見える空間内にケージを置くという方法。「狭くてかわいそう」という思い込みは禁物で、もともと穴居生活をしていた生きものですから狭くて暗い場所は本能的にやすらぐんです。

ケージはインテリアとしてどうかな?という場合は、住まいでの解決策もあります。たとえば家族が集うリビングの壁に「ペットハウス収納」を設ければ、食事やトイレの場としても活躍。フードやグッズもここで集中管理でき、インテリアとしても美しくまとめることができます。

家族とのコミュニケーションがとりやすい空間に決まったマイスペースがあれば、もう安心!/からだがすっぽり納まるってくつろぐ〜

さらにもう1つ、家の中はどこでもフリーだけど、ここだけは立ち入り禁止という部屋はありませんか? そこで役立つのが「スライド格子」。たとえばLDとキッチンの仕切りに用いれば、遮蔽しきらないのでワンコも安心、空間への圧迫感もありません。お留守番時に侵入して食べてはいけないものを口にしてしまった!というアクシデントも防ぐことができます。そしてお留守番のあとは、いっぱい遊んであげてください。動物のなかでも、人と遊ぶことを最上のヨロコビとしているのがワンコなんです。

お母さんが見えるから安心して待てるもんね

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