1週間分の食料品を休日にまとめ買いしたり、宅配の食品類を利用するなど、毎日の買い物の手間を上手に省力化されているご家族も多いのではないでしょうか。でも、買い込んだ食品類の置き場所がたいへん、冷蔵庫が満杯で容量オーバー、キッチンまわりに食材があふれる…。まとめ買い派の共働きファミリーでは、そんな食品類のストックにかかわる"お悩み"が発生しがちです。
こだわり研究 theme.05 もっと楽してテキパキと!キッチン家事のお悩み解決法!!
あふれがちな"まとめ買い食品"を、なんとかしたい!
そこでまず、キッチンまわりで工夫しておきたいのが、ストックスペースを確保しておくこと。買い置きの食品や調味料をすっきりと収納できる「パントリー」を設ければ、ストックした材料が見渡せて、キッチンでの作業がテキパキとこなしやすくなります。さらにスペースに余裕があればオススメしたいのが、キッチンの近くに設けたウォークインできる空間「キッチンバックヤード」。食品類だけでなく、調理器具や日用品も収納でき、セカンド冷蔵庫を置いて生鮮品の保存量をアップすることもできます。「パントリー」や「キッチンバックヤード」があれば、結果的にキッチンまわりが広々と使えて、食事の支度もスマート&スムーズにこなせるようになるわけです。
すぐに溜まってしまう"分別ゴミ"を、なんとかしたい!
燃えるゴミや資源ゴミ、牛乳パックやプラスチックゴミ…。ゴミの分別はもう当たり前の習慣になりましたが、複数のゴミ箱が場所を塞いでキッチン家事の邪魔になるというイライラを抱えている方は少なくないのではないでしょうか。とくに共働きファミリーの場合は、平日に時間の自由がききにくいのがネック。食品トレーなどをスーパーの回収ボックスに持っていく時間がなくて溜まリがちだったり、夏場の生ゴミの臭いが気になるという声をよく耳にします。
そんな共働きファミリーにとっての"ゴミ問題"を解決するには、2段階に分けてゴミ置き場を計画するのがポイントです。まずファーストステップは、さっと捨てやすくて邪魔になりにくいコンパクトな分別ゴミ箱をキッチン内に設置。さらにセカンドステップとして屋外に大型のゴミ箱を設けて、キッチン内からゴミを移動させるわけです。ここで大切なのが、キッチンと勝手口を結ぶ"ゴミ捨て動線"の距離。できるだけキッチンと勝手口の間を短く直結させておくことが、ストレスなくゴミ移動ができて家事負担を軽減するヒケツです。