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こだわり研究 theme.03 ナチュラルエコライフの秘訣は、住まいの内と外をつなぐこと!

住まいの内と外を、豊かにつなげよう!

日溜りの縁側や日陰をつくる深い軒、気軽に出入りできる土間…。日本の住まいはもともと、内と外をつなぐ曖昧な空間を持ち、私たちはそこで季節の変化を感じ、暮らしの豊かさを育んできました。
そんな伝統の知恵や工夫を今の住まいに活かせば、自然の心地よさをもっと身近に感じることができるようになるのです。では実際に、住まいの内と外につながりを生みだす、とっておきのアイデアをご紹介しましょう。

  • 【写真】 室内外の一体感を生む「大きく開放的な窓」
  • 【写真】 大きな庇に包まれた「軒下空間」
  • 【写真】 室内にいながら外が感じられる「床のつながり」
  • 【写真】 軒下空間との連続性を演出する「天井のつながり」

スローリビング: ここにご紹介したような室内外を豊かに結びつける空間づくりを、積水ハウスでは独自の研究・開発に基づいた中間領域「スローリビング」として提案。日々の暮らしのなかで

独自の研究・実験やシミュレーションで、科学的に心地よさを実現。

自然に親しむ豊かさや心地よさは、一人ひとりの感覚によって大きく左右されるものです。だからといって、すべて感覚まかせにするのではなく、科学的な視点から心地よさを検証することも大切と言えるでしょう。

積水ハウスは、上でご紹介したような空間づくりのアイデアを実物大で作り、多くの被験者の体験を通して快適性を科学的に検証。どんな空間のどこで過ごすのが心地よいか、窓の大きさや天井・床の高さを変えると心地よさはどう変化するかなど、さまざまな居心地研究を重ねたうえで「スローリビング」を提案しています。

また住まいづくりでは、日当たりや風向きなど周辺環境の違いによっても計画の有効性は異なってきます。一邸ごとの環境条件などを入力する「日照・採光シミュレーション」や「通風シミュレーション」などの独自のシステムを使って、より有効なプランを検討しています。

【写真】 積水ハウス 総合住宅研究所・天空実験室に設けた実験空間。ここでさまざまな検証を繰り返し、自然の心地よさを感じられる中間領域「スローリビング」を開発しました。建築地やプランなどが決まれば、独自のシステムで採光や通風などをシミュレーション。より有効な計画を実現します。

あなたのナチュラルエコライフへの思いをお聞かせください!