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こだわり研究 theme.08 無理せず上手に節水・節湯。水まわりのエコライフ術!

住まいの設備がサポートする、 こんな節水・節湯エコライフはいかが?

水優先吐水機能水栓の仕組み・高断熱浴槽の構造イメージ

節水や節湯をかなえる住まいの設備も年々進歩してきています。代表的なのが前ページでご紹介した「節水型便器」ですが、節水だけでなく節電効果が高いのも特徴。最新機種なら約20年前の便器に比べて水道料金で年間約13,700円、電気料金で年間約6,000円ものランニングコスト低減になります。また、最近注目されているのが「水優先吐水機能水栓」です。普段の暮らしでシングルレバー水栓を使う場合、なにげなくレバーを真ん中あたりにして水を出していませんか。じつは、それでは給湯機能が働いて、知らないうちにお湯を使っているのです。「水優先吐水機能水栓」なら水とお湯の切り替え位置をクリック感でお知らせし、お湯の無駄使いを防いでくれます。

そして節水・節湯・省エネに大きく影響するお風呂では、節湯と高断熱の機能を兼ね備えた浴槽が人気です。浴槽の形状を工夫することで、満水でゆったりと入浴しても従来浴槽より50ℓ以上の節水が可能。さらに4時間経っても湯温低下が2℃程度に抑えられる高い断熱性能で、追い焚きの回数を減らすことができます。節水・節湯は日々の細かな工夫の積み重ねが大切。サポートしてくれる住まいの設備を上手にチョイスすることで、無理なく快適なエコライフが実現します。

  • 少ない水と電力で高い機能を発揮する「節水・節電トイレ」。タンクレスで見た目もすっきりと美しく、お掃除も簡単です。
  • ゆったりした入浴とエコライフを両立する「節湯&高断熱浴槽」。ワンストップシャワーと合わせた採用がおすすめです。
  • 手元でこまめに吐水・止水が行なえる「ワンストップシャワー」。シャワーの出し放しによるお湯の無駄使いを防ぎます。
  • お湯を無意識に使うことがなくなる「水優先吐水機能水栓」。家族が頻繁に使用する洗面化粧台に採用したいアイテムです。
  • 人の手を感知して自動で吐水・止水して無駄使いを防ぐ「センサー付き水栓」。レバーまわりの水汚れも軽減されます。
  • 手洗いよりも水使用量が少なくて済む「エコ型食器洗い乾燥機」。汚れセンサーなどで省エネ運転できるタイプもあります。

みんなの家づくりの工夫を覗いてみよう!