庭暮らしラボ 特別編 涼しい緑陰を楽しむ!グリーンカーテンにチャレンジしよう!!
05:水不足を防ぐ
水やりに注意する
これからの時期はグリーンカーテンがますます成長し、気温も高くなってくるので、葉からの蒸散量も増えてきます。その分、根から吸い上げる水分も多くなりますので、特に水やりには充分な注意が必要です。
必ず朝夕の水やりをしっかり行なうこと。目安は苗一本当たり4〜5リットルです。手で土を触って、乾いていれば水不足です。朝に水やりを忘れた場合は、気温の高い日中でも結構ですので早めに水を与えてください。
乾燥を防止する
水不足を防ぐもう一つの手段は、余計な水分蒸発を防ぐことです。気温が上がったり、日が当たると、グリーンカーテンが水を吸い上げる前に地面から水分が蒸発してしまいます。
地面の乾燥を防ぐためには、マルチング材(*)で土の表面を覆ってください。左の写真のようにワラを使う方法もありますが、水ゴケやバークマルチなど、ホームセンターで販売されているものを活用するのも有効です。
* マルチング材:土壌の温度低下や土壌からの水分蒸発、雑草の繁茂を軽減するために、地面に敷くもの。樹の皮を原料とした バークチップ(バークマルチ)やワラ、水ゴケ(ホームセンターでは苔を乾燥させた状態で売られています)などいろんな種類があります。
こんな状態になったら
グリーンカーテンを上手に育てるポイントは、成長をこまめにチェックして変化を早期に発見すること。そのために大切なのは毎日の観察です。花が咲いたり、実がなったり、どんどん成長するグリーンカーテン。水やりの際にしっかりと見てあげてくださいね。