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こだわり研究 theme.04 やっぱりおトク?! 二世帯住宅・経済性研究!!

一緒に暮らす楽しさや安心感、そして互いにサポートしあえる心強さ。二世帯住宅の利点はさまざまですが、経済的なメリットも大きなポイントのひとつです。今回は二世帯住宅を数多く手掛けてきた積水ハウス東京西支店・南澤店長に、そんな経済的なメリットについて聞いてみました。

TOPIC 01 経済的なメリットから二世帯住宅を検討する家族は多いの?

最近では私が担当する約半数程度が、二世帯住宅のお客様です。特に都心部で住まいを検討される場合、当初は単世帯で住まいづくりを考えられていても、二世帯住宅に方針を変えられるケースも少なくありません。
というのも、新たに土地を購入して家を新築するには相当額の費用が必要になりますから、親世帯が持家を所有されている場合、その敷地を活用して二世帯住宅を検討するのが経済面からとても有利になるわけです。
親世帯にとっては住み慣れた場所に暮らし続けられ、子世帯にとっては限りのある資金で立地の良い場所に暮らせるといった双方のメリットから、二世帯同居を検討される方が非常に増えているのです。
実際に既存の敷地を活かした二世帯住宅なら、住まいの建築がゆとりを持って検討でき、さらに暮らしはじめてからも経済的に余裕が得やすいので、このメリットに着目されるご家族は多いですね。

TOPIC 02 二世帯住宅の最大の経済的なメリットは?

親世帯所有の敷地を活用する場合、“土地の購入費用”を総予算から省けることが最大のメリットです。両世帯で用意できる資金が“住まいの建築費用”や“家具などの購入費用”に充てられるわけですから、暮らしの夢やこだわりも実現しやすくなります。
もちろん、借入金も主に建築費用の不足分だけになりますので、ローン返済の負担も軽減できる可能性が高いと言えるでしょう。暮らし始めてからの負担が軽くなれば、親世帯も子世帯も気持ちにゆとりが生まれ、趣味を楽しむなど豊かな生活を送りやすくなります。

土地購入費がかからない!→両世帯の資金を集中でき、住まいの建築費に余裕が生まれる!→ローン返済の負担も軽減しやすく日々の暮らしが豊かに!

TOPIC 03 ローンの組み方にも秘訣ってあるの?

子世帯家族の年齢が若い場合、どうしても借入できる金額に限界が生じがちです。ですが、親世帯が現役で活躍されていますと、その親世帯がローンを組むことで融資の枠を広げることが可能です。
さらに“親子リレーローン”を上手に活用されるのもポイントです。融資枠の拡大や長期にわたって無理のない返済計画の面で有利になります。
また二世帯住宅なら、子世帯にお子様がおられる場合でも親世帯に預けやすくなりますよね。そうすれば子世帯夫婦が共働きすることができ、夫婦合算でローン査定をクリアすることも可能になり、返済計画にもゆとりを生み出すことができます。

親世帯に子どもを預けることができれば…祖父母とふれあうことで、子どものしつけ面や情操面にも有効!夫婦共働きができて、ローン査定がクリアしやすく、家計もラクに!

もっと他にも経済的なメリットはあるの?