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こだわり研究 theme.03 50代の趣味ライフは、リアル・スタイルで!

家事は誰と誰がどう担当する?

「昼間、ひとりだった頃は残りもので済ませられたけれど、夫がずっと家にいるようになると食事の用意が大変で…」
これは、趣味仲間から聞いたお悩み。とくに展覧会の前なんて時間が過ぎるのも忘れるほど夢中になってしまうので、手元が暗くなってからあわてて夕食の準備をすることもしばしばだとか。
幸い、うちの夫は「家事をシェアしよう宣言」を出してくれたのでそんなストレスとは無縁のはず。
でも、お掃除に洗濯、お料理のたびに立ったり座ったりしながら趣味を続けることがどんなに大変か、彼、わかってるのかしら。
趣味も家事も両方楽しんでくれると理想的なシェアになると思うんだけど、不器用な人だけに、何だか不安になってきちゃったなあ。

家事のシェア イメージ

LDK空間を大きくまとめたら、趣味もゆったり!

リタイア後はたっぷり時間があるとイメージしていても、そのぶん増える家事があったりして、意外と忙しいもの。
それでも趣味の時間を楽しむ方法はあるのです。それが、リビング・ダイニングとキッチンを大きなワンルームでまとめること。LDKをくるりと回遊できれば"ながら家事"がしやすく、個室が並んでいるよりお掃除も断然、はかどります。
そして趣味の空間はこのLDKに隣接させるのが、秘訣。食事の下ごしらえを済ませておいてから、自室でゆったり本を読んだり針を持ったり。距離の近さが、そのまま気持ちのゆとりになるんです。

  • LDKのそばに、半島のようにプラスした趣味空間。囲われているので作業に没頭しやすく、でも庭やリビングとのつながり感もたっぷり。

  • 趣味の合間にゴロリと横になれるのは、やはり畳スペースならでは。LDKのそばにこんな茶の間スタイルの趣味空間もおすすめ。

  • ダイニングテーブルで作業すれば充分という人も、作品を並べられるギャラリー棚と収納をプラスしておけば素敵な趣味空間に。

  • 趣味デスクをリビングと隣接するスペースに。コンパクトですが、家事の合間に家計簿をつけたり調べ物をしたりと、活用度大なんです。

あなたの思いやこだわりをお聞かせください!