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こだわり研究 theme.03 住まい+アルファで、まちなか敷地をもっと活かそう!

たとえば、こんな併用住宅プランで夢を実現!

ひと言で"まちなか"といっても、周辺環境や立地条件は敷地ごとに大きく異なるものですね。賃貸併用住宅や店舗併用住宅を建てる場合は、そんな環境面・条件面を充分に考慮した上で、採算性やご家族の住み心地と合わせてトータルに計画することが何より大切。ここでは上手に夢をかなえた実例の一部をご紹介しましょう。

駅前の好立地を活かした賃貸併用住宅(東京都・O邸)

駅の出口から20秒という絶好の立地を活かして、3階建ての賃貸併用住宅を建てられたO様。当初は2・3階を賃貸住宅にしようと考えられていましたが、「日当りや眺望など、条件の良い3階にこそオーナーが住むべき」という提案を受け、自宅のメインエリアを3階に設けられました。エレベーターを設置することで、今も将来も快適で安心な暮らしを実現されています。
また2階に賃貸住戸と別階段を設け、2世帯住宅への対応も想定。家族の将来設計も視野に入れた計画とされています。

  • 日射しをたっぷりと取り入れた3階ならではの明るく快適なご自宅エリア。
  • 厳しい建築規制をクリアし、都心の貴重な敷地を無駄なく活用した外観。
  • シャープな印象の外観にマッチしたモダンな賃貸住宅のエントランス。
念願のカフェを実現した店舗併用住宅(兵庫県・N邸)

小学校教諭としてお勤めされてきた奥様が、退職後のプランとして描かれていたのがカフェ経営。奥様のご実家の建て替えを機会に、1階に念願のカフェをオープンされました。
カウンター席の奥には、ゆったりとくつろげるソファ席が設けてあり、お客様に好評とのこと。また、奥様手作りの8種類のオリジナルチーズケーキが、人気のメニューになっているそうです。まさにリスクが少なく、自由のきく自宅併用というメリットを活かされた事例です。

3階建ての3割近くが併用住宅を計画!

そして、プライバシー確保も気をつけたいポイント!

賃貸併用や店舗併用といった本格的な収益型住宅ではなく、趣味などを活かしてもう少し気軽に自宅で仕事ができればと夢を描かれる方もおられるのではないでしょうか。そんな場合も3階建て住宅がおすすめ。2階建て住宅に比べて1フロア分の余裕が生まれますから、自宅エリアを広く確保することができ、そのゆとりを活かして様々な教室をオープンしたり、仕事場を確保する方も少なくありません。
たとえばキッチンを少し広く計画しておけば、お料理教室やパン教室などが開きやすくなります。また防音性を高めた音楽室を設けてピアノ教室など始められたり、本格的な和室を設けてお茶やお華を教えられる方もおられます。もちろん教室だけでなく、ユーティリティスペースを充実させて、家事の合間を活かしてインターネットビジネスなどを展開することも可能。そんな夢を実現するには、まずは住まいの計画段階で必要なスペース確保や細かな工夫をしておくことが大切です。あなたも3階建て住宅のゆとりを活かして、暮らしの夢を描いてみませんか。

  • お料理教室を計画するなら、広さに余裕を持たせた独立型のキッチンがおすすめ。アイランドカウンターがあれば、数人で囲むことができます。
  • LDKを活用したフラワーアレンジメント教室。床を部分的にテラス仕上げにすることで、外部から直接生徒さんを迎え入れることができます。

みんなの家づくりの工夫を覗いてみよう!