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ペット

2018.09.10(月) 更新

グルメなワンコとニャンコたちへ。
ペットフード手づくり講座

市販のペットフードは保存がきき、手軽にあげられて便利ですが、
意外と簡単に手づくりごはんだってはじめられます。
鮮度や産地などを確認し、自分で選んだ食材でつくったものなら、
何をあげているのかがわかり、保存料などを使わないので安心。
食材は肉や魚、野菜、穀類を犬の場合は1:1:1、猫の場合は3:1:1の割合で用意すると栄養バランスが整いますよ♪

ドッグフードを手づくりするなら?

丸呑みしても喉に詰まらない大きさに食材を切ることが大切。心配なら最初は小さく刻んだり、フードプロセッサーにかけるのがおすすめです。また、味付けは食材がもともと持っている塩分で十分なので、基本的に必要ありません。自然のおいしさをそのまま与えてあげてくださいね!最初のうちは飼い主とワンコ、それぞれのペースに合わせて。だし汁をかけることからはじめる、朝夕どちらかだけ手づくりにする、など柔軟に対応すればOKです♪

キャットフードを手づくりするなら?

味付けはワンコと同じように特に必要はありません。ただ、健康で、普段から水分が摂れているニャンコなら、塩分は排泄可能なので、人間用に味付けしたものでも大きな問題にはなりません。体内の塩分の調整をしてくれるカリウムを含むお野菜を一緒に摂っていれば、余分な塩分は排泄されます。また、本格的な手づくりごはんでなくても、市販のペットフードの上に、刻んだお野菜や、焼いたお肉やお魚をトッピングしてあげるのもおすすめです!

あげる量と与えてはいけない食材って?

ワンコとニャンコ、どちらも頭の鉢サイズの量が目安。その量で痩せてしまうようなら量を増やす、反対に太ってしまうようなら量を減らすようにしましょう。

【与えてはいけないとされる主な食材はこちら】

・タマネギやネギ類 ・加熱した鶏の骨、焼き鳥の串など先の尖ったもの
・チョコレート ・生卵の白身 ・生のエビ、カニなどの甲殻類
・アボカド ・ぶどう など

※上記以外にもトラブルが出る可能性を持つ食材もあります。ペットの体質に合わせて十分にご注意ください。

愛犬の好物を知っておくことも大切!

人が具合の悪いときに、栄養たっぷりのものよりもやさしい味を求めるように、ワンコも今はそれが食べたくないということが時には出てきます。
そんなときに「これならいつでも食べてくれる」という好物を知っておくと便利。いざというときにも悩まずにいられるようになりますよ!

諦めずに挑戦することも大切!

ニャンコは最初に食べ物と認識したものに固執する性質があるため、市販のペットフードから手づくりごはんへの切り替えが難しいとされています。最初はうまくいかなくても、気長に取り組んでくださいね♪

\専門家おすすめのレシピはこちら!/

一年を通して冷蔵庫の中にありそうな食材を使った簡単レシピ!

詳しいレシピをチェック!

ご飯を加えればおじやに変身♪栄養を丸ごと摂れるキャットスープ

詳しいレシピをチェック!

【記事監修】上住裕子

ペット食育協会認定上級指導士。人間派の食生活アドバイザー、薬膳インストラクターでもあり、ペットの栄養のみならず飼い主さんの栄養にも精通。簡単!おいしい!楽しい!をモットーに、調理実演付きの講座を開催。2015年7月、テレビ『ペットの王国ワンだランド』にて、篠田麻里子さんにペットの手づくりごはんを伝授。

【記事監修】鈴木美由起

ペット食育協会認定上級指導士。「猫さんと人が、共に快適で、しあわせな暮らし」をコンセプトに、無垢材やオーガニックコットンを使用した猫製品の企画・販売を行うほか、キャットシッター、猫の食のアドバイス、猫との暮らしアドバイスを通じ、猫と、猫と暮らす人の快適生活を提案する。